コロナウイルス オミクロン(B.1.1529)変異株を効果的にカバーすることができる検査薬です。
現在、当社では、GISAID データベースで公開されているオミクロン変異株の変異部位の核酸配列と、当社コロナウイルス抗原迅速検出試薬で使用している特異的抗Nタンパク質抗体の認識エピトープをもとに詳細な比較・解析を行っています。解析の結果、Omicron変異株の変異部位は、当社が開発・製造・販売しているコロナウイルス抗原迅速検出試薬の抗原検出に影響を与えないことが確認されました。当社の検査薬COVID-19抗原迅速検査は、新型コロナウイルスOmicron(B.1.1529)変異株を有効にカバーできることがわかりました。しかし、現状では検証用の検体を入手することができないため、検査室での事後検証検査が必要です。当社が開発したコロナウイルス抗原迅速検査薬の検出性能の検証は、当社で行っています。